Ceramic Coatings

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近年、車好きの方の間で評判を集めている「セラミックコーティング(ナノセラミックコーティング)」。セラミックコーティングは、従来のガラスコーティングより優れたコーティングであるとして、カーディテイリング専門店やカーコーティング業者で積極的に施工メニューに採用されています。一般的に、セラミックコーティングはガラスコーティングよりも施工費用が高めであることが多いため、事前に性能や特徴を踏まえた上で検討されることをおすすめします。
そこで、当コラムでは、世界50カ国に展開するセラミックコーティングメーカー「Gtechniq(ジーテクニック)」がセラミックコーティングとは何か? ガラスコーティングとの違いやセラミックコーティングのメリット・デメリット等についてご紹介します。

セラミックコーティングとは? ガラスコーティングとの違い

まず最初に「セラミック」とは何かと言いますと、狭義には陶磁器を意味しますが、広義では無機化合物の総称として用いられます。自動車用のセラミックコーティングの主成分は、二酸化ケイ素(シリカ、SiO2)となっており、一部のブランド、コーティングの種類によっては、硬化剤として二酸化チタン(Ti02)も使用されています。単純に成分だけに焦点を当てると「セラミック」という特定の成分があるわけではありませんので、ガラスコーティングとの違いや定義が非常に曖昧ですが、各社それぞれ従来のガラスコーティングよりも更に高性能かつ強靭なコーティング被膜を形成するものをセラミックコーティングとしてラインナップしています。

ただし、ここで注意したいのは、上述の通り成分にフォーカスすると、ガラスとセラミックを明確に住み分けることはできませんので、ガラスコーティングでもセラミックコーティングと謳えてしまうということです。逆もまた然りで、セラミックコーティングをガラスコーティングと呼称することもできてしまうのが現状です。
そのため、一概にセラミックコーティングだから必ずしもガラスコーティングよりも優れているというものではなく、セラミック、ガラスという呼称にとらわれることなく、それぞれのコーティングについてリサーチをする必要があると言えます。

セラミックコーティングの評判について(メリット)

セラミックコーティングは、圧倒的な耐久性と耐薬品性を備えているだけでなく、コーティング被膜に強度があり、且つ非常に滑らかな手触りになるため摩擦を低減することで、洗車傷がつきにくくなる効果があります。さらに、光沢レベルが上がり発色が良く、深い艶が生まれます。セラミックコーティングは紫外線にも強いため、愛車を美しい状態で長期に渡り維持することが可能です。 また、汚れが固着しにくく、強い撥水性を持っているため、普段の洗車が非常に楽になり、時短にも繋がることもメリットと言えます。そのため、特に、日頃から愛車の洗車をされる方には大変オススメです。

セラミックコーティングの評判について(デメリット)

セラミックコーティングのデメリットとして、ガラスコーティングと比較して施工費用が高いケースが多いこと、更に施工期間が長くなることが挙げられます。
この理由としては、単純にセラミックコーティング剤がガラスコーティング剤と比べて高価であることと、通常のガラスコーティングと施工方法が異なり難易度が高い製品が多いことが原因としてあります。
車両サイズや塗装状態、施工するコーティング剤の種類にもよりますが、一般的なセラミックコーティングの施工費用は、15万円〜25万程かかるケースが多く、場合によっては40〜50万円ほどかかるケースもあります。

また、どんなに優れたセラミックコーティングでも下地処理を念入りに行わなければ、愛車の美観を最大限に引き出すことはできません。たとえ同じメーカー、車種でも一台一台塗装の状態が異なるため、最適なケミカル洗浄、ボディ研磨をする必要があります。そのため、お車によっては下地処理だけで数日かかることも少なくありません。このように、技術者が細部まで手間を惜しまず施工することが、通常よりも施工費用や日数がかかってしまう背景にあります。

後悔しない施工店選びのコツ

繰り返しになりますが、どんなに優れたセラミックコーティングでもただコーティングを塗布するだけでは最大限に愛車の美観を引き出すことはできません。逆もまた然りで、技術者に経験、スキルがあって、ケミカル洗浄や研磨に力を入れても良質なコーティングで保護しないと愛車を永く美しい状態で維持することは困難です。そのため、両方の観点から評判の良い施工業者をリサーチすることをおすすめします。

また、ガラスコーティングと同様にセラミックコーティングも無機質(厳密には無機質と有機質のハイブリッドであることが一般的)のコーティング被膜を形成する以上、有機質の汚れ(泥汚れ、油、虫の死骸、花粉など)には強い一方で、同じ無機質のスケール(ウォータースポット)の付着を完全に防ぐことはできません。そのため、セラミック・ガラスコーティングは、一度施工したら終わりではなく、定期的なメンテナンスが必須です。
ご自分でコーティングメンテナンスができる方は、そのセラミックコーティング専用のメンテナンス用品が入手できるかどうか事前に確認をおすすめします。
コーティングのメンテナンスを業者に依頼する方は、長期的にその施工店に任せることができるかどうかも判断材料にした方が良いでしょう。

カーケアの先進国であるイギリス発祥のセラミックコーティングブランド「Gtechniq(ジーテクニック)」では、技術力、施工実績、作業環境などの厳格な基準をクリアした施工業者のみがプロ用セラミックコーティングを取り扱うことができる認定制度を採用しています。
コーティングメンテナンス用品のラインナップと認定施工店でのアフターメンテナンスも行き届いていますので、セラミックコーティングの施工を検討されている方は是非、Gtechniq認定施工店をご用命下さい。

ジーテクニックについて

ジーテクニックは2001年にイギリスで量子物理学者によって設立された世界50カ国以上に展開するセラミックコーティングを主軸としたカーケアメーカーです。アメリカ、ヨーロッパ、特にイギリスのハイエンド市場では50%以上のシェアを誇っており、「ポルシェ」「BMW」「メルセデスベンツ」「アストンマーティン」「ランボルギーニ」「ベントレー」「ジャガー・ランドローバー」「フェラーリ」「ロールス・ロイス」などの新車カーディーラーにも直接、製品を供給しています。そのため、特に前述の自動車メーカーとジーテクニックセラミックコーティングの相性は折り紙付きで、世界中の自動車愛好家から絶大な支持を集めており、プライベートでも大の車好きとして知られている映画『ワイルド・スピード』のハン役で出演しているSung Kang氏もジーテクニックの熱烈なファンとして知られています。

ジーテクニックでは、ボディコーティングだけでなく、「ホイール」「窓ガラス」「未塗装樹脂」「PPF(プロテクションフィルム)」「ラッピング」「ファブリックシート・幌」「レザーシート」など車両全体を美しく維持するための製品ラインナップが揃っています。